空き家放置のリスクを知り…

Blogs空き家放置のリスクを知り、空き家を適切に管理しよう!

様々な理由で所有した空き家。
所有したのは良いものの、管理に手間がかかって仕方ないというお悩みをお持ちの方も多くいらっしゃると思います。
ただ、空き家を放置してしまうと、近隣に被害を与える可能性もありますので、正しく管理する必要があります。
 
そこで今回は、空き家の処分方法や管理のポイントをご紹介します。
いつ、自分が空き家を所有するか誰にもわかりません。
ただ、空き家を所有した際に適切な管理ができるように、この記事を通して空き家の処分方法や管理のポイントを把握しておきましょう。
 

□空き家は放置しておくと罰則対象になるって本当?

 
空き家を放置し、管理を怠ると罰則対象となる可能性が高いので気をつけましょう。
空き家に関して、マイナスなイメージを連想させるニュースをよく目にしますよね。
例えば、居住用空き家のはずが、居住者がおらず人が住んでいない状態の空き家、空き家の経年劣化が進み今にも倒壊しそうな空き家のニュースなどです。
 
上記のような空き家は、空き家の管理が悪いと行政から判断されてしまい、行政から指導や勧告を受ける可能性があります。
そうなった場合、空き家は罰則の対象となり、行政措置が施されるのです。
ここでは、罰則される理由を2つにまとめました。
 

*空き家の急激な増加

 
空き家の増加は止まることなく、むしろ急激に増え続けている状態です。
2033年には全体で約30パーセントほどの空き家率になるとも予想されています。
空き家が増えた背景は様々ですが、空き家が増えること自体が問題ではありません。
管理がきちんとされている空き家であれば、特に大きな問題はないのです。
 
しかし、現在増え続けている空き家は管理の行き届いていない空き家も多く存在します。
「管理できていない」という点から、空き家が倒壊する恐れや近隣住民への被害を招いてしまうと、最悪の場合、取り返しのつかないことになる可能性もあります。
そうならないために、空き家の増加を理由に管理できていない空き家を罰則の対象内に含むようになりました。
 

*空き家対策特別措置法の施行について

 
空き家対策特別措置法とは、2015年に空き家の管理を徹底させる目的で施行されました。
よって、管理不足な空き家に行政が立ち入ることが可能になり、それまでは踏み込めなかった個人情報を取り扱う問題にも着手できるようになりました。
 
ここまで、自治体への権限を与えた理由は、管理できていない空き家が与える隣家へのリスクが非常に大きいからです。
空き家が倒壊してしまった場合、近隣の方に迷惑をかける場合が多く、最悪の場合は近隣の方が倒壊に巻き込まれて亡くなってしまうかもしれません。
 
そのようなリスクを避けるために、自治体に一定の権限を与え、所有者をより厳しく管理できるようにしたものが空き家対策特別措置法です。
 

□空き家を処分したい!処分方法を4つご紹介!

 
空き家は所有しておくだけで、管理の手間や税金がかかってしまいます。
以下の中から、自分に合った空き家の処分方法を見つけ、処分してみてくださいね。
 

1:売却する

 
空き家の状態が良ければ、買い手を探して売却する方法もおすすめです。
エリアや売却する時期によっては、買い手を見つける際に時間がかかってしまうこともあるでしょう。
また、不動産売却で利益が発生した場合は、譲渡所得がかかる可能性があります。
 

2:解体する

 
老朽化が進んでいる空き家は、解体して更地に戻して仕舞えば、倒壊や火災リスクの可能性をゼロにできます。
さらに、更地にすることで土地を売却できる可能性も高いです。
ただ、解体には費用がかかる上、建物がなくなってしまうと固定資産税もかかってしまうというデメリットも覚えておきましょう。
 

3:賃貸に出す

 
空き家の状態が良く建物を使用したいというかたがいれば、賃貸として活用する方法もあります。
賃貸に出すことで家賃収入が得られるのはもちろん、建物の劣化や老朽化のスピードを緩やかにできます。
 
賃貸に出す前は必ず修繕を行い、建物のイメージアップを図ることで、利用希望者が現れやすくなりますので、忘れずに修繕を行いましょう。
 

4:管理会社に管理を依頼する

 
空き家が遠方にあり、管理が難しいという場合は管理を管理会社に依頼しましょう。
費用はかかってしまいますが、ご自分の足で空き家まで出向き、管理をするという手間と時間を考えると、この費用は必要経費と捉えられることも。
ご家族とも話し合って、最善の方法で空き家を処分しましょう。
 

□空き家を処分するまでに空き家を管理するポイントとは?

 
空き家の処分をするまでは、空き家の所有者責任を問われないようにし、空き家の価値を下げないようにすることの2つを意識して空き家管理に努めましょう。
 

*空き家の所有者責任を問われないようにする

 
建物の倒壊に起因する事故が起き、建物の保存や設置に歌詞が見つかった場合は、事故に過失がない場合でも所有者責任を問われます。
そうならないために、空き家を処分する予定でも所有している間は、建物の外観をチェックし損傷や劣化がないか確認しましょう。
 

*空き家の価値を下げないようにする

 
空き家管理の中で、空き家の劣化を緩やかにすることは非常に重要です。
 
空き家の劣化スピードが速い場合、「売却」という処分方法を選んだ際に売却額が下がってしまいます。
空き家の劣化を防ぐためには、通気・換気・悪臭予防の3点セットを意識しましょう。
 

□まとめ

 
空き家を放置してしまうと、劣化が進み、最悪の場合は倒壊してしまう恐れもあります。
そうならないために、空き家は適切に管理することが必要です。
空き家の処分方法は多くありますので、ご自身に合った方法がきっと見つかるでしょう。
新潟市周辺で空き家の管理にお悩みの方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。

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